内部統制システム基本方針詳細
令和3年 3月12日制定
大分県厚生農業協同組合連合会は、法令遵守の徹底や、より健全性の高い経営を確保し、組合員・地域住民の皆さまに安心して当会をご利用いただくために、以下のとおり「内部統制システム基本方針」を定め、適切な内部統制の運用に努めます。
1. 理事及び従業員の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制
- 会の基本理念及びコンプライアンスに関する基本要領(コンプライアンスマニュアル)に則り、役職員は職務上のあらゆる場面において法令・規則、契約、定款等を遵守する。
- 重大な法令違反、その他法令及び会の諸規程の違反に関する重要な事実を発見した場合には、直ちに監事に報告するとともに、理事会等において協議・検討し、速やかに是正する。
- 内部検査室は、内部統制の適切性・有効性の検証・評価を行う。検査の結果、改善要請を受けた部 署は、速やかに必要な対策を講じる。
- 反社会的勢力に対しては、「反社会的勢力に対する基本方針」に則り、毅然とした態度で臨み、一 切の関係を持たない。
- 会の業務に関する倫理や法令に抵触する可能性のある事項について、役職員等が相談もしくは通報 を行うことができる制度(ヘルプライン)を適切に運用し、法令違反等の未然防止に努める。
- 監事、内部検査室が密接に連絡し、適正な監査を行う。
2. 理事の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制
- 文書・情報の取扱いに関する方針・規程に従い、職務執行に係る情報を適切に保存・管理する。
- 個人情報については、「個人情報保護方針」を定めるとともに、個人情報保護に関する規程を整備し、個人情報を適切かつ安全に保存、管理する。
3.損失の危険の管理に関する規定その他の体制
- 会の持続的発展を脅かすリスクを適切に認識し、管理するための規定やマニュアルを定め、リスク管理の基本的な態勢を整備する。
- 理事は会のリスクを把握・評価し、経営をとりまくリスク管理を行う。
4.理事の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制
- 職制、機構、業務分掌、指示命令系統を明文化し、役職員の職務執行を効率的に遂行する。
- 中期経営計画及び同計画に基づく事業計画を策定し、適切な目標管理により、戦略的かつ効率的な事業管理を行う。
5.監事監査の実効性を確保するための体制
- 監事が円滑に職務を執行し、監事監査の実効性を確保するための体制を整備する。
- 監事が効率的・効果的監査を遂行できるよう支援する。
- 理事や内部検査室は監事と定期的な協議、十分な意思疎通をはかることにより、効率的かつ効果的な監査を支援する。
6.業務の適正を確保するための体制
- 各業務における規定やマニュアル、業務フロー等の管理体制を整備し、適正かつ効率的に業務を執行する。
7.財務情報その他会の情報を適切かつ適時に開示するための体制
- 会計基準その他法令を遵守し、経理規程等の各種規程等を整備し、適切な会計処理を行う。
- 適時・適切に財務報告を作成できるよう、決算担当部署に適切な人員を配置し、会計・財務等に関する専門性を維持・向上させる人材育成に努める。
- 法令の定めに基づき、総会資料を通じて財務情報の適時・適切な開示に努める。
- 財務諸表の適正性、財務諸表作成にかかる内部検査の有効性を確認する